こんにちは、ここみです。
ここに来てくださり、ありがとうございます。
片づけの良い所は、非物理にも応用できる事です。
非物理とは、データ、時間、人間関係、考え方などです。
今回は、
子育てするうえで手放せば良かったと思うことを書きたいと思います。
私は子供を二人授かりましたが、育児のストレスに耐えきれず、
親権を夫にお願いして離婚しました。
今は2年前に未婚で三男を出産し、育てています。
上の子達を育てた時の二の舞にならないよう、
育児のストレスで心が壊れないように気をつけています。
私のように、育児のストレスが強い人のガス抜きに、ちょっぴりでもなれたら幸いです。
母乳神話
長男・次男は完全母乳、三男は完全ミルクで育てました。
私にとって、この母乳がものすごくストレスで、ミルクが思った以上に快適でした。
昔から、根強く母乳神話がありますが、
実は科学的根拠はないそうです・・・。(たまひよサイトより)
上の子達の時は、母乳が最良に決まってると思い、
母乳以外を飲ませると子供たちが汚れてしまうような気さえしていました。
私がこの子達に最初にしてあげられる、一生残る最高のプレゼントだ!と思っていました。
でも、実際は母乳である事がストレスで、
ストレス発散にお菓子を食べまくり、全然良い栄養のおっぱいじゃなかったと思います。
何がそんなにストレスだったのか?
まずは、24時間おっぱいに支配されている事。
そして、パパに協力してもらえない事。
次男の時は3ヶ月で仕事復帰。
仕事をしているのに完母(完全母乳)という事は、
保育園に冷凍おっぱいを持っていくわけです。
保育園が職場の隣だったので、昼休みには母乳を飲ませに走る。
その他の時間は仕事中にも母乳を絞って、冷凍ストックを作る。
仕事から帰宅後は、おっぱいを飲ませてから、ストックおっぱいの準備に追われる。
勿論、夜中の授乳もある。
日中でストックが足りない時には夜中にも絞る。
もう、ヘトヘトでした。
おっぱい製造のために、ちゃんと食べなければいけない。
何時に飲ませて、何時に絞っておいて・・・
そろそろ飲んでくれないと、おっぱいが痛い。
下着も授乳用のブラじゃないとダメ。
服も授乳用の服しか着れない。
肉体的な疲労もありますが、
常に頭がおっぱいで支配されている・・・
日々の暮らしに制限がある・・・精神的な疲労の方が大きく感じていました。
三男の時は、思い切ってミルクに。
女優の本上まなみさんが、
「母乳かミルクかにこだわるよりも、ママが笑顔でいられる事の方が大事だ。」
と話していた記事を読み、激しく同意して決意しました。
自分の心が壊れたら、育児自体ができない。
今度はちゃんと自分の心を無視せず、育児しよう。
ミルク育児は、私にとって思った以上に快適で、授乳のストレスから開放されました!!
あそこまで母乳にこだわった自分はなんだったんだ?!と、つくづく思います・・・
哺乳瓶は可愛いデザインの物を選べて、ときめく。
哺乳瓶をチューチューしている姿がほんと可愛い。
自分のおっぱいも痛くないから、常時イライラしないで済む。
チューチューしている姿を穏やかな気持ちで見ていられる。
上の子達が面会交流で遊びに来てくれた時にも
「ミルクあげたい!!」と率先して飲ませてくれました(笑)
子供が子供にミルク飲ませてる姿も、またまた可愛い。
こんなに授乳タイムが落ち着いた、幸せな時間になるんだ・・・と3人目にして初めて思いました。
あんなにおっぱいに支配されて、イライラしてたのに。
もちろん、母乳もミルクも、どちらもメリット・デメリットがあります。
でも、私のように、完母でなければならない!というような、
自分を苦しめるこだわりは捨てれば良かったと思いました。
完母でも完ミでも、混合でも良くて。
自分が笑顔でいられる、自分がときめく選択を、いつでも心がけるのが大切なんだと思います。
育児本に頼ること
長男を育てる時に、授乳、離乳食、ぐずり・・・
色んな事がうまくいかず、卒乳まで2時間おきの授乳で常に寝不足・・・
肉体的にも精神的にも疲れて、イライラしっぱなしでした。
いつか、怒りが爆発して息子を殴ってしまうんじゃないか・・・
自分の理性を保つのに必死でした。
これ以上イライラしたくない。
もっとうまく育てたい。
本の中に育児の正解を探して、子育て本を沢山読みました。
男の子の育て方、コーチング、怒らない育児・・・
読んだ時は頷きまくりで実践してみるけど、結局うまくいかない。
よその子がやたらと育てやすそうに見えるんですよね。
なんでうちの子はこんなに落ち着きがないんだろう。
なんで困らせる事ばっかりするの?!
なんで、他のママはSNSやるような余裕があるんだろう。
本や周りと比べて、手がかかる息子、うまくできない自分にイライラしていました。
先日、私が好きな「大愚和尚の一問一答」を見ていて、
ハッとさせられました。
・子供は教科書通りの存在ではない
・お手本、教科書はその子
・その子の良さをみる
私もまさに自分の子供の良さを、全然見てあげられていなかった。
子供を3人産んでみて、
授乳の状態、食欲、睡眠、多動っ気があるかどうか、
本当にその子によるんだな、と実感しています。
我が子だけでも違うのに、
ひとくくりに同じやり方で、うまくいくわけ無いですよね。
本は参考程度にとどめて、
その通りにならない子供や自分を否定する事は、もう手放そうと思いました。
怒らない育児を目指すこと
私の父親は喜怒哀楽がしっかりある人で、沢山怒られて育ちました。
父は手はあげないけれど、怒鳴って怒る人でした。
反対に、嫁ぎ先の両親は怒らない人たち。
怒らない育児の本が売っているように、
怒らない方が良いに決まっている、と思っていました。
元夫の家族もとても穏やかで平和な感じがしていました。
でも、私は短気だし気性が荒くて、す〜ぐ腹たってしまうんですよね。
子育てなんて、イライラしっぱなしで、
イライラする自分、怒ってしまう自分を毎日毎日、否定してきました。
自分の内側に沸き起こる怒りの感情。
そんな事を思ってはいけない。
そんな事を感じてはいけない。
自分の心をひたすら全否定して、攻撃する事で心が病んでしまったような気がします。
離婚前、初めて行ったカウンセリングで、
怒らない育児ができない事、笑顔でいられない自分が許せない事、
子供を傷つけてしまいそうで怖いから子供を引き取れないと思っている、と話しました。
その時のカウンセラーさんが言ってくれた事・・・
一生懸命育てていたら怒りの感情が湧くのは当たり前。
ちゃんと、本気で子育てしている証拠ですよ。
本気で子供と向き合っているからこその感情。
だから、自分を責める必要はないんですよ。
子供を引き取らなかったとしても、
これまでちゃんと子育てしてきた、って自信を持って下さいね。
あ〜〜〜〜〜〜
怒っても良かったんだ・・・
もっと早く、そんなふうに認めてもらっていたら、乗り越えられていたかもしれない・・・
三男を産んでからは、もう自分の感情を潰すのはやめよう、と普通に怒っています(笑)
私の父は教員でしたが、相手が誰でも本気で向き合う、という事を大切にしてる人でした。
「納得いかないなら、お父さんを説得してみろ。」
そう言われて、何時間でも言い争い、大喧嘩をしました(笑)
この大喧嘩が自分の意見を伝える練習にものすごくなったと思うし、
自分の理屈が通らない事がある事も学びました。
父の、喜怒哀楽がはっきりしている、人間らしい所が好きだったんですよね。
そしたら、私もそうであってもいっか。
大事な事は、ちゃんと向き合う事だ。
怒っても別にいいじゃん。
そう思ったら、子育て楽になりました。
おわりに
なんでこんなに自分って短気なんだ・・・
なんで女なのに、気性が荒いんだ・・・
ほんと自分はママに向いてない。
そう思い続けて、子供を引き取らずに離婚したのに、
未婚で子供を授かりました。
今度こそ、ひとりでどうにかしないといけない。
ここでまた同じことを繰り返すわけにいかない。
ようやく最近、気がついた事が、自分が他人に認められるかどうかよりも
自分が自分を認められない
自分が自分を否定している
そっちの方が、ずっと苦しいという事。
片づけをする事は、自分を認める事でもある。
それが、本当に自分の癒やしになっています。
最後まで長文読んで頂き、ありがとうございます。
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