過去の自分を癒やす

すべての物には役割があります。

片づけをしていると、

役目を終えて手放す物と遭遇します。

手放す時に、自分の感情も一緒に浄化した感覚を得られる・・・

今日は、そんな事について書きたいと思います。

パーカーワンピ

こんまり®メソッドでは、

手放す物にも感謝して「ありがとう。」と伝える、と教わります。

ゴミ袋の上からポンポンと叩いたり、

最後に抱きしめて感謝の気持ちを伝えたり。

 

私には、役目を終えたら手放そうと思っていたお洋服がありました。

それは、

三男を妊娠した時に買った紫色のパーカーワンピ。

足首まである丈。

 

普段は大きい服を買わないけれど、

マタニティとして買った、ビッグサイズの服。

 

「まぁ、いいや。妊婦の間だけだし。」

と古着屋で買った、特にこだわりのない服。

 

ロングスカートも好きじゃないし。

まぁ、色は好きかな。

  

そんな服も、手放す時に「ありがとう。」を伝えて、抱きしめてみた。

 

そしたら、自然と涙が出てきた。

 

一緒に出てきた感情は

「よく頑張ったね。」

感情の浄化

三男は、未婚での妊娠。

いろんな質問を受けるのがめんどくさくて、

妊婦である事を隠したかった。

 

大きい服で隠し続けたお腹。

 

市役所、産婦人科で

「どうしても、相手の人と結婚できないの?」

と何度も言われた事。

  

お腹が張って動けなくて、仕事ができなくなった妊娠後期。

 

三番目にして初めての自然分娩で緊張と不安がずっとあった事。

  

 

「本当はいっぱいいっぱい、不安だったよね。」

「よく、頑張ったね。」

 

 

そんな感情が出てきて、ようやく気がついた。

 

ひとりで産む事に決めたのは、自分だ。

弱音を言ってはいけない。

 

そんなふうに、

自分の中にある感情が出てこないように押し付けていた。

 

そんな感情があった事も無視していた。

 

お洋服を手放す時に、

一緒にあった感情が出てきてくれて、

涙と一緒に浄化されたような感覚でした。

過去の自分癒やし

物には、必ず記憶と感情がくっついています。

 

買った時のこと。

持っていた、着ていた時の出来事。

感じていた感情。

 

手放す時に、

もう一度思い出して、

抱きしめてあげる事ができる。

 

時間が過ぎた事で、

落ち着いて自分の気持ちと向き合える。

出していなかった感情を出す事で、

過去の自分が癒やされる。

 

片づけって、

物にくっついている「思い」に

片を付ける事、

自分の記憶・感情の片づけなのだと思います。

 

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