片づけの魅力は、物が片づいて部屋がスッキリするだけではありません。
片づけが苦手な方、自分自身を大切にできない方、
自分のやりたい事がわからない方に、
片づけで得られること・魅力について伝えたいと思います。
片付けの真髄
片づけの真髄は、片づけ終わった綺麗な部屋ではなくて・・・
片づけの過程で行われる、自分自身と何度も何度も、向き合う事。
そして、自分自身を深く知る事。
片づけをしていく中で、自分の理想の過ごし方、
自分が残しておきたい物を考えます。
自分自身が大好きな物・事に気付き、大好きな物を丁寧に扱う事で、
自分自身の事も大切に扱う事ができるようになります。
自分を大切に扱う事ができるようになると、自分の望む事が少しずつ、
見えてきます。
こんまりメソッド
私がコンサルタントを目指している、近藤麻理恵さんのこんまりメソッドについて。
こんまりさんは、有名なので、ご存知の方が多いと思います。
詳しくは公式HPを見て頂きたいのですが・・・
大きな特徴は「モノ別」に「正しい順番で片づける」、
そして、「ときめき」で残すモノを選ぶこと。
こんまりメソッドの素敵な所は、モノを大切に扱う所。
全てのモノの定位置を決める際に、この子はどこの場所で、
何に包まれていたら居心地が良さそうか?と考えます。
そんなふうにひとつずつのモノを考えていくと、
自然とモノを大切に扱えるようになります。
こんまりさんの夫である川原卓巳さんが、麻理恵さんは、
日常をとにかく丁寧に生きている、と言っていました。
ものすごく忙しい毎日でしょうに、日々を大切に丁寧に生きている麻理恵さん。
素敵で尊敬している、私の理想の女性です。
ミニマリズム
片付けをしていく中で、偶然知ったミニマリスト。
ただ極端に物が少ない、というだけではなく、生活から無駄を省く事で
自由な時間とお金を生み出す。
ミニマリズムは、いつも忙しいと感じている人、
私のようなひとり親と相性が良いと思います。
- ミニマリストとは・・・最小限(ミニマル)の物だけで暮らす人。
- ミニマリズムとは・・・最小限の要素のみを用いる様式・手法。
私がミニマリズムの考え方で魅力に感じている事は、
「好き」をストイックに追求し、極める所。
少数精鋭で1軍だけの物を持ち、少ないからこそ全てを大切にする事ができる。
そして、無駄を省いた、引き算の考え方。
やりたい事を絞って、そこに集中する考え方。
片づけ後に見える自分の世界
世の中に片づけ方法は沢山ありますが、
私はこんまりメソッド+ミニマリズムの考え方がしっくりきました。
物を丁寧に扱うけれど、時間も生み出したいから、物をぐっと減らす。
離婚する前、私は足し算の生活しかできませんでした。
子供が産まれる前は夫の事、子供が2人産まれて、やる事がどんどん増えていく・・・
朝早く出勤できないし、夜残業もできないから、仕事を家に持ち帰る。
仕事も、家事も育児もちゃんとやりたい。
削るのは睡眠と食事の時間しかない。
それ以外の選択肢は、無いと思っていました。
そして、心が疲れてしまいました。
今はひとり親。
前と同じ失敗をしないために、時間の使い方を考えました。
ミニマリストタケルさんが、1日のルーティンを書き出してみて、
自分がやりたくない事を引いていけば良い、とお話されていました。
自分がどこに時間をかけたいか?
日常で大切にしたい時間は何か?
私は、料理が嫌いだし、食に関する事にときめきを感じられない。
前後の準備、片づけの時間も嫌。
その時間があれば、子供と遊んであげたい。
昔は、子供にはちゃんとしたご飯を手作りしなければいけない、と思っていました。
でも、1日の時間は限られている。
もう料理は最低限しかしない!と決めたら、まずは料理器具を減らせました。
「あ〜〜料理しなきゃ…」
と勝手に感じるプレッシャーもなくなり、心が軽くなりました。
片づけをして、物を減らすと、暮らしがシンプルになります。
そして、やりたい事に目を向けることができるようになります。
世間体のために持つ物や、時間は、必要ないと気づきました。
片づけ後に得られる世界は人それぞれかもしれませんが、
快適、心地良い、これで良いんだと思える安心感が得られます。
コメント