こんまりメソッドでは、
「ときめき」で残す物を選んでいきます。
でも、肝心の「ときめき」がわからなかった・・・
という方は結構いる事が
こんまり流片づけコンサルタント養成講座を受けてわかりました。
私自身、片づけ祭りを何回行ってもいまいちピンと来ず・・・
ミニマリストを目指してどんどん物を絞っていく過程で
ようやくわかってきた感じがしました。
今日は残す物、手放す物についてのざっくりとした
考え方をシェアしたいと思います。
「大切」は「一番」
片づけをしていく中で、大事な事は
「手放す物」を選ぶのではなくて、
「残す物」を選ぶ事です。
大事な物、大切な物、ときめく物。
「大切な物だけ残す。」
この「大切」の意味は、「もっとも必要」。
「もっとも」の意味は「一番」。
つまりは、「大切な物」って「一番の物」。
ミニマリストの方達は
「一軍の物だけ残す。」
「大好き」に徹底的にこだわる、少数精鋭の考え方ですよね。
私はこの考え方が好きです。
人に例えた時に
本命は1人だけ、という感じがするからです。
※持ち物は1個だけにできないので、例えです(笑)
「私の事好き?」
「・・・3番目くらいかな?」
と言われたら、さっさと別れてくれ・・・と思いますよね。
自分が愛情・注意を向けられる物って時間的にも
限られていると思います。
2番目、3番目の物は、
その物に対して失礼じゃないかと思うようになりました。
持っているなら、ちゃんと大切にする。
大切にできないなら手放す。
他に1番にしてくれる人に巡り合えるかもしれない。
少なくとも
自分が1番にしてあげられる相手じゃなかった
という事で手放す思考になりました。
ミニマリストしぶさんが、
「自分が大好きな物を100個書き出してみる」
という方法を提案していました。
実際やってみると30個くらいで手が止まってしまいました。
私の持ち物が30個なわけがない。
いかに特別気にもしていない、
「普通」の物を沢山持っているのか、
思い知らされました。
自分の持ち物を見直す良い機会になるので
是非やってみる事をお勧めします。
こんまりメソッドの考え方
「ときめき」がわからない、という質問は多いそうです。
これまで自分の気持ちを押し殺して来たような方は、
自分が望んでいる事を
表に出さずに生きてきているため、
ときめきを感じにくいようだ、と。
でも、順番に片づけを進めていく中で、
自分のときめきが何かを見つけられるように
コンサルタントがお手伝いしていくそうです!
ときめきがわからない時のひとつの考え方として
「物の役割」
について考えると良い、というお話がありました。
全ての物はその方の役に立ちたくて手元に来ている、と。
「おたま」があるおかげで味噌汁がすくえる、
「しゃもじ」があるおかげでご飯を盛る事ができる、など。
その物の役割を再度確認する事で、
感謝と愛着が湧く、と。
お金に余裕がある時に
気に入った機能・デザインの物に
変更していけたら良いですよね。
また、「ときめき」には種類がある、
という事を考えるとヒントになりそうでした。
例として「本」が沢山あった時に・・・
その本へのときめきは、
- 買った時のときめき?
- 持っている時のときめき?
- 役に立つ、というときめき?
今現在はどのときめきが進行しているのか?
買った時ときめいたけど、
結局1度も読んでいない・・・
読んで感動し、この先何回も読み返したいし、
持っている事にときめいている、など。
買った時のときめきだったら、
もう役目は果たしてくれたよね、と手放す。
ときめきの種類についても掘り下げていくと
残すか、手放すか、
見えてくると思います。
ざっくりとした基準
世の中に片づけ本は沢山あるので、
いろんな方が色々な方法を提案してくれています。
片づけでは、自分の片づけの基準を持つと良いそうです。
会社の理念のようなものでしょうか。
片づけ祭りをしていると物について散々考えるので、
なんとなく見えてくると思います。
私自身はときめく物なんてほとんど持っていなかったので、
残す物の基準をいくつか考えました。
- 自分がお客様だったとしたら、使って欲しい物か
- 急に誰かと食事に行っても困らない服・持ち物か
- 自分が心地よいと感じる物か
- 持っている事が負担になっていないか(手間)
- 嫌な事を思い出さないか
- プチストレスがないか
ざっくりこんな感じで
自分が心地よく過ごせるように。
自分を他人のように大切に扱う。
ここを軸に考えています。
また、物別の残す基準について書きたいと思います。
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